二酸化炭素が地球の大気に占める割合は僅か0.032%(体積比、2011年時データ)

二酸化炭素が空気中に占める割合

疑問に思ったのでググってみると、

二酸化炭素が占める空気中の割合は、僅か0.032%(体積比、2011年時データ)に過ぎないらしい。(参考wiki

円グラフ内の二酸化炭素を示す表示は線すら見えない。 即ち、無いに等しい。

そのほとんどは窒素酸素が大半。

2018年時データでは0.041%(410ppm)、7年間で0.009%(90ppm)の増加。(参考wiki)
※一般的な二酸化炭素測定機器の測定誤差範囲はおよそ±0.005%(±50ppm)
プラスマイナスなので、0.01%(100ppm)は誤差範囲内という事を付け加えておく

確かに、二酸化炭素は温暖化の原因となる物質の一つである事が科学的に証明はされているようだが、その二酸化炭素が窒素や酸素のように空気中成分の大半を占めているならまだ理解はできるが、この空気成分グラフ上でも線すら見えないような、所謂、空気中成分として「無視できる程の濃度」の気体が、この地球に起こっている異常気象の原因になるのか?という疑問を、ずっと抱いている。

確かに微量ではあるが二酸化炭素が増えてはいる(らしい)。だが、二酸化炭素が増えたから温暖化ではなく、実際は、太陽熱線等により海水温度が上昇し、海水の二酸化炭素が溶け出したから二酸化炭素が増えている。炭素が原因なら順序が逆の筈。

また、二酸化炭素は赤外線を吸収するとあるが、それでは地球がサングラスをかけた事と同じになるので、昨今の強くなった強烈な日差しはどう説明するのか。吸収されているなら日差しは和らぐ筈。逆に二酸化炭素が減っているか、単純に太陽活動の変化等で光線が強くなっているだけなら納得できるが。

地球における人間の活動地域

地球上の陸地は3割、その他は海という事は言うまでも無い事だが、さらにその3割に対して人間が活動している地域割合は僅か1割強と言われている(エクメーネの定義とは異なる。Wikiで言われている88%は、例えば日本の100%を居住地と定義しているように、農耕地を含む国単位レベルの大まか定義でしかないので、ここで対象としている純粋な地域割合とは違う。日本の航空写真をみても、殆どが山の緑か農地。)

画像ソース:Google

すなわち、陸地の殆どが森林か砂漠、そして南極の氷。

人間の活動による炭素が発生している地域は、単純計算で地球上の3%しかない。この3%が二酸化炭素の原因としている理論も無理がある。そもそも、二酸化炭素による温暖化は実証できていない。二酸化炭素が増えているとしても、97%の自然が発生させていると考えるのが常識的だろう。(エクメーネの88%と計算しても73.6%)

天動説

地球の気候が不変という事自体が、人類がまだ宇宙を地球中心に考えている証拠であり、かの天動説の域を脱してない。少し宇宙に目を向ければ、この太陽系だけでも様々な宇宙線や惑星、衛星等の重力、地球地磁気減少によるバンアレン帯の変化、太陽フレア、そして、銀河渦・腕中移動の影響等、地球内外部からの複雑な影響で地球環境が変化している訳で、二酸化炭素を減らせばそれだけで温暖化が防げるかというと、そう単純なものではないと科学者達も警笛を鳴らしている。

炭素だけにフォーカスが当たっている不思議

もし、炭素濃度が変化するなら、他の成分も変わる筈。例えば酸素。空気中の酸素の割合は約5億年に渡って殆ど変化していない。もし酸素が今以上に増えてしまったら地球上は火の海と化している。何故なら、酸素は支燃性ガスだからだ。今、地球上で人間が暮らせているのは、この酸素の割合が絶妙に保たれているに他ならない。

また、コロナ禍で需要が急増した二酸化炭素測定器の表示単位は「%」ではなく「ppm(100万分の1)」表示になっていて、人間密度を判別する為の数値判断としてはいいかもしれないが、では具体的に空気中のどの位「%」炭素が占めているのかは、その筋の精通している人物でないとイメージは難しく、意図的な悪意さえも感じ取れる。

現在、炭素の成分変化以外何も発表されず、”炭素タンソ”と、大騒ぎしている事に誰も疑問を唱えないし言えない宗教的信仰状態にある。この目に見えない空気成分を悪者にでっち上げ、人々の善意を逆手に取り、脅迫しているのであれば、この「炭素による地球温暖化問題」は、「都市伝説」や「霊感商法」のそれと何ら変わらず、「盲従」していると言わざるを得ない。

逆に、二酸化炭素を人工的に減らし、酸素の供給源であるバクテリアや植物の生命線を絶ってしまったら、温暖化どころの話ではなくなるのは言うまでもない。

事実は変わらない

勿論、気候変動により極地的な大雨、洪水、また大寒波による大雪、気温低下が頻発している事は事実のようだし、地球環境を大事にしなくてはいけないのは大前提だ。だが、今の温暖化対策が見当違いで、二酸化炭素を悪者にしたこの地球温暖化問題が、誰かの私腹を肥やすために世界中をだまくらかしているとしたら、同然許されるものではない。