docomoから「(ドコモ)データ量に関するお知らせ」が来た。

着信音の変更作業中

さて、iPhoneは監獄とよばれるように、なかなかカスタマイズが出来ない等、自由が利かないのは既知の事実。その中でも着信音だけがどうしても納得いく音が無かったので、iTuneを使ってお気に入りの着信音を設定しようとパソコンにつないで色々試行錯誤していた所だった。

一通のメールが届く。

データ利用量がステップ1の上限に到達し、ギガライトの次のステップに移行します。

え?

と言っているうちに次のメールが届く。

データ利用量が、残り200MBでステップ2の上限に到達し、ギガライトの次のステップに移行します。

は?すると間髪入れず次のメールが届く。

データ利用量がステップの上限に達したので、ギガライトのステップ3に移行しました。

新手の迷惑メールか?今、Wi-Fi接続の筈だ。

確認する為、「My docomo」サイトでパケット使用量を確認すると、確かに月合計が3ギガを超えている。

しかも、まだどんどん増えている。こりゃマズイという事で、PCに繋いでいたUSBケーブルをぶち抜く。するとようやく止まった。

テザリングは強制的にキャリア通信

・・・・。

暫く放心状態。

今まで月のパケット使用量は、行っても300MB程度だった。

一瞬でその月使用料の10倍を記録している。

なぜこうなったのかその時点では全くわからなかった。とりあえずdocomoのサポートに電話する。しかし、一向に繋がらない。ガイダンスでは繰り返しdocomoサイトで確認せよと繰り返され、20分ほど待ったが強制的に切断される始末。

私のアカウントでパケットが不正利用されてるんじゃないか、またどんどん増えて課金されるんじゃなかろうかととても不安になる。

docomo契約でもサポートがつかえないのでは、その類のサービスを排除した廉価ブランドahamoと同じじゃないか。どこかの公共放送の徴収と同じような匂いが漂ってくる。こっちだって面倒なサポートにわざわざ電話してまでお世話になりたくないし時間がもったいない。それでも電話をかけてヘルプを仰ぐという事はサイトでも判らないという事なんだから、このコロナ禍で人員不足は判るが、回線の繋がりやすい繋がらない速い遅いよりも、サポートとして顧客を大切にする精神が欲しい。

サポートに電話が繋がらないから、不満ながらも暫く自分で考えてみる。

そういえば、テザリングはWiFiに設定にしていても強制的にキャリア通信となってしまう事を思い出した。そして、自分としてはPCとiTunesの通信だけをしているつもりだが、システムとしては、PCがiPhoneを通じてテザリングを行っている事になっていたという事が判った。更にタイミング悪く、OSのバージョンアップを走らせてしまい、一挙に数ギガを使ってしまったという事だった。

iPhoneを見れば、その記録があった。

インターネット共有 2.7GB

さらにそこをタップすると

その他のデバイス 2.7GBとある。

なるほど。PCに繋いでテザリング通信をしてしまった証拠だ。がっかり。その防止する設定をしていないの俺が悪いか。でも不正利用じゃないのであれば良い。高い授業料・・・か?

しかし、いましきりに宣伝しているギガホ等の青天井でもないとは思うが、意図しない使用でMAXまで簡単に到達してしまうのであれば、恐ろしくて契約出来ない。この辺り、各キャリアはどう考えているのか。自己責任と言われればしょうがないが、普通は敬遠するだろう。

対策

PCに接続する際は、必ずテザリング設定をオフにする。

というより、テザリング予定がないのであれば、最初からやっておくべき設定である。

設定→インターネット共有

オンの状態は、何も記述が無い。

この状態はテザリングが可能になっているので、必ずオフに変更する。

インターネット共有をタップして設定を表示。

表示すると同時に何故か通信が4Gキャリアとなる。何故このタイミングなのかがわからない。何か通信確認でもしているのだろうか。

「ほかの人の接続を許可」スイッチをフリックしてオフにする。

同時に4G表示がWiFiマークに戻る。

「設定」に戻ると、

「インターネット共有」が「オフ」表示になっている。これでPCに繋いでも勝手にテザリング通信される事はない。というか、オンになっているならオン表示としてほしい。

ギガプラン上限設定オプションを使う

更に、1Gを超えるとそこで制限を掛ける設定があるので、「My docomo」サイトから制限をかけておく。以前、その類の設定が無いか探していたのだが無かったので諦めていたが、探し出せなかったのか、My docomoもリニューアルされて見つけやすくなったか、新たに設定されたのかわからないが、設定が有ったので制限をかける。

My docomoトップページの「データ通信量」枠の「詳細を確認」をクリック。

データ通信量ページが表示されるので、右側の「ギガプラン上限設定」をクリックする。

クリックすると本人確認が行われるので認証する。

認証が済んだら、その制限設定が表示されるので、画面に従って設定を行う。

この画面は既に設定済みの画面

これで、もしまた間違ってパケットを消費したとしても、これ以上の課金を防ぐ事ができる。超過時は128kb/sに制限されるが少しは安心だ。

上限に到達した場合は、このような画面となる。

この状態でもスマホの動作は、メール送受信はほぼ問題なし。LINEは、送受信にやはり少し時間がかかる。ロック画面などへの通知は即座に表示されるが、そのポップアップをタップしてLINEの画面を表示してもそのメッセージは表示されておらず、1、2分経ってから表示される感じ。その他、ウェブサイトを表示するのには、コンテンツにもよるが1,2分かかるという感じ。電子決済では、バーコードが表示されるまで十数秒かかるが、決済は問題なく可能。時間はかかるが、どれだけ時間がかかっても逆に料金は変わらないので、どちらかと言うとこっちの方が気が楽。

このギガプラン上限プランは少しクセがあり、上限に達してから「あと1,000円分追加」という事ができない。追加はあくまでこのギガライトプランの上限7ギガを超えた場合にのみ追加可能で、この上限設定で通信速度を元に戻したい場合は、この上限設定を無効にするしかない。また、これがクセの強い事に、2ギガで上限をかける等、2ギガ以上での制限は掛けられない。

総括

しかし、なんなんだろうこの携帯電話ではなく、モバイルPCに電話機能がオマケで付いている感じに未だに違和感を感じる。確かにスマホのおかげで電子決済が便利になり、色々なサービスが受けられるようになった事は確かにいい事なのだが、電話というデバイスとしての使い勝手がどうも御座なりになっていると感じる。実際、未だに少し触れただけで勝手に電話を発信してしまい、取りたくもない電話を取ってしまうなど、あれから10年経っているのに進化していない。なので、やはり電話機としての進化に力を入れてもらいたい。私としては、物理ボタンを重要な決定デバイスとして位置付ける事を望みたい。

近い将来は、ネット情報はホロレンズ等のMRデバイスに映し出され、携帯は電話だけの機能として戻っていく気がする。そして、全個体電池が普及する事で大幅に蓄電容量が増え、便利な生活ができるようになるのはそう遠くない未来だが、EV自動車の時代も同時に到来し、家電も現在と比較にならない位の電力消費となり、地球上のエネルギー大量消費時代がくる。そこで懸念されるのが電力不足。その辺りの政策が弱い。間に合うのかと不安になる。もしや、どさくさに紛れて原発を使わざるを得ない状況にしているではないかと勘ぐってしまう。

世界からみて日本の政治はお世辞にも進んでいるとは思えない。企業とのしがらみによる改革英断不能、マニュフェスト不履行をおこしても平気な顔してテレビカメラににらみを利かせ、プライドを保つ為にあたかもお前たち国民の為に「やってやっている」感を出すような、我々納税者に感謝のかけらも見せない政治家にホトホト呆れる。

誰のおかげでそこに立てているのか、もう一度よく考えてほしいものだ。

Blog後記:一寸にも足らない戯言

実は最近スマホに替えたのだが、今までずっとガラケーを使っていた。その理由としては、まず、電話は電話で良いという頭の固い(苦笑)考え。スマホが難しいという理由ではなく誤動作を起こし、バッテリーの持ち時間がガラケーと比べると劇的に少なく、難しいじゃなくて使いづらい。そして、料金が高い。

かという私は、スマホが世に出た直後に購入しているのだ。

だが、その使いづらさというか、満足に動いてくれない未完成な動作と馬鹿高い料金。そしてバッテリの持ちの悪さで、結局高い違約金を払ってまでガラケーを買いなおしたという苦い経緯がある。なので、ガラケーサービスが廃止されるまではこのままガラケーで行こうと思っていたし、実際、会社から支給されるスマホより電話としては格段に使い安く、また、インターネットはノートPCかタブレットで事足りるので、スティーブジョブズには悪いが、スマホは本当に必要ないと感じていた。大体、タッチパネルはこの携帯サイズでは無理がある。

だがしかし。

このコロナ禍になり、ウイルス感染、接触確認アプリが提供され、これは命や周りの人に迷惑がかかると考えたので、しぶしぶスマホに乗り換えた。勿論、ギガライトのなんのオプションも入っていない一番安いプランだ。

先述の通り、一応一度はスマホを買っていたのだが、何故か「初めてスマホ割」の恩恵を受けられ、加えて「家族割」で、妻と二人合わせても数千円で済む料金で契約できた(本体の料金は別)。だが、電話なのにかけ放題に入らなければ電話料金がべらぼうに高いという訳の分からない料金設定。普通の通話でも、一昔前の国際電話並みの料金。そして、当月不使用パケットが次月に繰り越されないという不条理付き。本当にこんな事で良いのかNTTと言いたい。

新政権となり、政府からの料金値下げ要請がなされる事によって重い腰を上げたdocomoがahamoなるブランドが発足したが、20Gも設定されても元々使わないので意味が無いし、店舗利用が出来ないやらキャリアメールが使えない等、隠れた色々な制限があったりして、内容は私からするとあまりパッとせず、そして、相変わらず使いもしないパケットが次月に繰り越されない等、どこまでいっても金をぼったくる精神が伺える。大体、料金が高いのは携帯本体代金を含めた形になってたからじゃなかったか?

設備投資かなんなのかしらないが、5Gやらなんやらいう割には、パケット代が高けりゃ速度早くても使わないので意味がないでしょうが。子供が食べてる途中でしょうが。(田中邦衛さん追悼)

とまぁ、ぶつくさ言っている私だが、とりあえずこの1年間はこの低価格で行けるので、期限が来た時に何も変わっていなかったら乗り換えを考えようと思っている。