アメリカンワールドフェスタ in 岡山(2008年開催)に行ってきた。

ハーレーのイベント

今年もやってきました。ハーレーのイベント「アメリカンワールドフェスタ」

ハーレーが試乗出来て、無料でお菓子やらグッズをくれるので、良い暇つぶしイベントだと思う。インターネットで申し込みも出来て便利。入り口でいちいち申込書に書かなくても、プリントアウトしたものを持って行けは即入場可能でした。

雰囲気は以前と変わらない感じだったが、何かわくわくするものがない。なんでか?2回目だから慣れてるのか?と疑問に思っていたが、理由は簡単なものだった。

欲しいと思うバイクが無い。

これだな。ハーレーにしろBUELLにしろ。2008年モデルで「お!これ欲しいなぁ、乗りたいなぁ」と思わせるバイクが無い。合わせて排ガス規制で、ハーレーの象徴であるドコドコ言わせて乗ると言う醍醐味が薄れている。

私が思うに2006年までのモデルが一番いいと思う今日この頃。

そんなこんな不満を抱きつつも試乗はする。買う気も無いのに試乗はする。俺ってやな客・・・。

FXDLローライダー

で、今回はFXDLローライダーとストリートグライドを乗ってみた。

FXDLは、以前のローライダーらしくない面構え。そして排気音は皆無。スターターを回すと1600ccのエンジンが回りだし、「ガコン!」と言う大きな音と共に始動。なんだこのガコンは?そしてアイドリングは、

ぶろろろろろ・・・。

やっぱこれじゃハーレーじゃないよな。でも環境問題でしょうがないんだな。

で、スタート。前回と同じコースを周る。前回のようなトキメキは無く、んー、このハンドルちょっと右に傾いてるなぁ、一回こかしたのかな?とか思いながら走る。でもまぁバイクで走るこの季節は非常に気持ち良い。やな事なんもかんも全部忘れさせてくれる。やっぱバイクは良い。

このハーレー。加速はまぁまぁだけど、振動が「あれ?こんな振動だっけ?」と思わせる、いやな振動が手と足に伝わる。例えて言うならアンマ器のような「ぶーん」と言う振動。これ、正直辛い。

ストリートグライド

次は、ハーレーの代名詞ストリートグライド。でかいカウルが象徴的。

これは始めて乗るのでちょっと緊張する。跨った感じは他のハーレーと同じだが、やはりハンドル周りが威圧感がある。当然色んなメータが並んでおり、オーディオまである。一番違和感があるのはブレーキペダル。

ステップは一般の棒状のものではなく板になっており、その上に少し小さめの車のようなブレーキペダルが鎮座する。左足のシフトはスーパーカブのように踵でもシフト出来るようにつま先部分と踵部分両方にレバーが存在する。要は楽に操作出来るようになっているのだが、慣れないうちは逆に操作し辛い。

前ブレーキだけ掛けてしまうと、フロントが重いので簡単に沈んでしまう。リアブレーキを掛けずらい、と言うかつま先の感覚が違うのでフロントブレーキだけを掛けてしまい、少し前に移動するときにぐらついてしまった。

うおっと危ない危ない・・・。

発進するとフロントの重さは殆ど気にならなくなり、流石に安定感はある。油温や油圧(だったかな?)色んなメータが有るが見てる暇なんかなし。一応オーディオにCDが入っているようなので、信号待ちで左手元にあるスイッチを操作してボリュームを上げてみるが鳴らず。なんでだろ?と思っている内に信号青。

まぁ、いいや。

加速はどんなもんかい?とアクセルをひねると、やはり重いのかすごい加速とは行かないが流石1600ccなのでまぁまぁの加速を見せる。カウル内にあるバックミラーは申し訳なさ程度のミラーで視界はあまり良くないね・・・。再びスタート地点に戻りハーレーから降りるが、今までの「面白かった」と言う感覚は無く、「しんど・・・・」と言う思いが先に出てきた。これ、俺には向いてないのかな。

まだ2台しか試乗してないけど、あとのV-RODとかはあまり興味が無いので、今回の試乗はこれにて終了。

BUELL

会場に戻っても、BUELLの「TT」が気になる位で後はなんだかスルーパス。ポップコーンとウーロン茶を頂いてから会場を後にした。・・・去年の印象が強かっただけに、今回はなにか肩透かしをくらった感じで早々に引き上げてしまった。

もうちょい魅力的なマシンが出てきたら良いなぁ。今後に期待。まぁ、大体高くて買えませんけどね。(←おい)