借金を未来の世代に負担させるのは駄目だ？
2013年7月、衆参のねじれ解消。しかし、社会保障問題は棚上げ、温室効果ガス25％削減目標は撤廃、政府は消費税を上げる事に躍起。企業、団体、宗教の癒着の元、ますます阿部政権は独走状態。温室効果ガス削減目標を撤廃したのにもかかわらず「チャレンジ２５」という機構を廃止にしないでいる。こういう既得権を排除できないと言う、身内に甘いざるザル勘定も既存政党ならでは。
借金を未来の世代に負担させるのは駄目だ。。。なんて閣僚や有識者は言うけどね。今までの政府が所謂、「資産運用に失敗」したからこういう事になったわけで、なにか我々一般国民が悪いと言う責任転換のような発言は「どうか？」と思いますがね。まずは政策に関わってこの事態を引き起こしたＯＢ含めて官僚どもを一人残らず引っ張り出し、全て刑事告発して責任を負ってもらってから議論すべきじゃないか思いますがね。
そして、景気が回復しているかのように見える（報道）のだが、これは諸外国の影響を受けているだけなんじゃないの？と素人と考えでも感じてしまう。諸外国の内戦等の影響でもすぐに株価や為替は下落する。内閣府景気動向指数なんて第三者機関でチェックしているわけでもないので、細工すれば何とでもなるでしょ。余談だが、懸賞の当選者水増しが先日ニュースで明るみにでてしまったが、これって今までも恒例で行われていて、発覚したのは氷山の一角ではないかと思う。
しょうがない
なので、アベノミクス効果と言われているものはアメリカ経済の復活と政権交代のタイミングが良かっただけの話じゃなのか？これに惑わされて、国民はあれだけ反対していた消費税アップも
「しょうがない」
と言わせている・・・。いや、言っている我々国民は、もう少し現実を見る必要があるんじゃないかと思う。
あるＴＶ討論では、大学教授が
「今更、消費税撤回するのはナンセンスだ」
と笑ってのたまう。
今更という言葉に、非常に憤りを感じるのは私だけだろうか・・・。
また、３.１１直後は、発電量が足りないから計画停電や節電を強制されていたが、今年初めには原発は稼働しなくても余裕がある等と言い、さらには夏に入ってから節電を協力おねがいしますとＣＭで流す。
どないやねん。
こんな将来どう思いますか？
最初から原発が無くても電力供給は間に合う事はわかっているのだが、既得権を守る為に嘘を言っているのではないのか。
3・11直後に、ＡＣのコマーシャルに紛れて電力会社のＣＭでこういうのがあった。
画面には荒れ果てた荒野に女性が怯えた表情で立っている。
「あなたは、こんな将来をどう思いますか？」
というような内容。
要は原発で発電しないと温暖化で地球が破壊されますよ。という事を言っているものでした。当然、すぐにＣＭでは流れなくなったのだが、電力会社が原発イメージの低下を防ぐ為に慌てて流したのだと思われる。この辺りに非常識ともいえる卑屈さが垣間見える。
今年は去年よりも気温が高く、猛暑とＴＶでは伝えられているが、、去年までは節電節電と呼びかけていたのに、今年は全くと言っていい程報道されない。それは景気回復が優先だからか？熱中症を懸念しているのか？いやいや、単純に火力発電で賄えているからだ。原発が止まると電力が足らなくなると必死の形相で訴えてきた電力会社は一体なんだったのか?
実は税金から3,000億円
原発では地球温暖化ガスも出さず、電気料金が安いというメリットを謳っているが、原発に国がかけている費用は年間3,000億円を超える。
そして、25年度は200億も節減できたと豪語している。それだけお金がかかっていると自ら露呈させているようなもんなんだが。それを分かって言っているのかいないのか・・・。
要は原発での電気料金は補助金があるから安くなっているだけで、元々の費用は火力発電や再生可能エネルギーよりも高くなる。
ソース：http://blog.goo.ne.jp/kin_chan0701/e/7bc930d2f35e5754cef37043f4a02cc9
原発推進
大体、温暖化ガスと言われているものは、そもそも、かのイギリス元首相の政策で、原発を推進するために何か良い手が無いかという事で苦肉の策で編み出された手法で、科学者を巻き込んで二酸化炭素が温暖化の原因だと嘘を流布し、原発を世に広める事に成功させたという経緯がある。また、元アメリカ副大統領が宣伝していた温暖化の映画。これもアメリカは京都議定書にサインしなかった石油依存大国が、訳のわからん映画を作って、またその中で二酸化炭素が増えたから気温上昇しているという嘘を全面に出し、石油使用に対して不利な事を世界的に発表した。気温上昇と二酸化炭素のグラフを上下に並べて見せているという所が味噌。
たしかに温度上昇とCo2の関係は比例している。しかし、重ねてみると、
こうなる。
どういう事かというと、二酸化炭素が増えてから温度が上がるのではなく、温度があがってから二酸化炭素が増えているという事。重ねないのは、この事実がばれては困るから。ここも腹の立つ所だ。正直、詐欺じゃぁないかと思いますね。
海水には大量の二酸化炭素が溶け込んでおり、当然、温度上昇で海水が温められる事により海水中の二酸化炭素が放出される。それだけの話だ。更に、そんな映画を作った国は現在、シェールガスに沸きに沸いて、輸入どころか輸出しようかという事になっている。なのであの映画はまったくのプロパガンダと言えるでしょう。
もし、二酸化炭素が温暖化の原因だとしても、日本の原発はほぼ海の傍に建設されており、海水によって原子炉が冷やされている。もちろん、その温められた海水に溶け込んだ二酸化炭素は放出されている。ここを有耶無耶にしている所がなんとも卑怯である。
大体、二酸化炭素は出てないとしても、人類にとってはこれ以上とない有害な放射能を「生産」しているのだから、本末転倒と言わざるを得ない。
現在、既設の原発の再稼働を巡って断層があるやらないやら、また沢山お金を使って調査を延々と行っている。そして次から次へとでる汚染水漏えい等の不具合。その対策費用云々、あのねぇ・・・。
大体、日本は多数のプレートが合わさってできている非常に不安定な地震大国。そこに原発を作るという観点がそもそもまちがっていませんかね？
日本は寝ているワニの背中
例えば、寝ているワニの背中を蟻が調べて、ここは安全ですよと言っているようなもの。日本は大きな断層の上に成り立っている国だという事を忘れてはいないだろうか。フランス、アメリカが原発で成り立てているのは地震がほぼ無いから。（だから良いという訳ではないです。地球は宇宙に浮かぶただの天体なんだからいつ何が起きても不思議じゃない）
そして、断層じゃないとほざいている原発関係者。もし、地震が来てそこが断層とやらの影響が出た場合、お前は責任を取ることができるのだな？と、問い質したい。
原発は100％の安全を満たさないのに、関係者が責任を取る確率は0％に近いという、お金の為なら何でもします精神。日本人、いや人類はそこから変えていかなければならない。また、目先の景気に目がくらんで、どれだけ騒いでいても簡単に風化させてしまう熱しやすく冷めやすい日本人気質をどうにかないといけない。原発を再稼働し、また同じ目にあいたいのか。
政治はお粗末
更に、福島原発事故の後処理も全く進んでいない状況で、オリンピック招致に躍起になっている日本人。そんな大事故を起こしている国がオリンピック招致なんて恥も外聞もなくよく言えるなと思う。福島でどれだけ重大な事故になっているのか全く理解できてないからだ。人間誰もがそうだが、自分が起こしてしまった失敗は棚に上げて人の駄目出しをしようとする。これが今の日本だ。この責任感の無さがこのオリンピック招致を起こしているのだと思う。原発事故が完全に解決してから次の事を考えていくべきだ。
かのオリバーストーン監督も言っている。
「日本の文化、素晴らしい。日本の食べ物、ワンダフル。映画もお見事。でも政治はお粗末だ。」
と。
全くその通りだ。
自分のした事をすぐに忘れる、責任感の無い政治。すぐに流行りに手を出す日本人。なんとかせねばなるまい。
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