アマゾンからメルカードへ1円の請求が有った

フリマ

某フリマで久しぶりに欲しいものが出品されていたので購入した。その支払いをメルカードで行っていたのだが、請求欄に1か月前の請求として1円が表示されていた。

Amazonの購入履歴、請求履歴を見ても1円は記録されていない。カード利用確認オーソリなのかなと思ったが、日付が2週間前で、実際に支払いを要求されているのでこれは違うのではないかと。

最近、PCの反応が遅く、クリックを繰り返していたら、キャンセルするつもりのデジタルコンテンツを購入してしまったり、スマホでうっかりコンテンツ購入にOKをタップしてしまったり(カードはプリペイドにしているので決済不良でキャンセルになった)、カード有効期限が切れていたり、また、いかがわしいカード請求詐欺などがひっきりなしに届いたりしているので、これは用心に用心をした方がいいと、詳しく調べる事にした。

各部署確認

amazon

  1. amazonの定期おとく便を利用している商品が一つあった。その商品の注文履歴を確認する(アカウントサービス→注文履歴)と、購入日が1円課金の日付と同じ。
  2. Amazonのアカウントサービス→お客様の支払い方法→取引履歴を見てみるが、1円の履歴は無し。

mercari

  1. メルカードの請求を確認する。

よく見ると「カード照会」とある。恐らくはオーソリなんだろうけど、実際に請求が来ているのは何故なのだろうか。他のカードなら100円引いた直後に100円戻って来ている。でも今回は支払う工程が残っている。

amazonに確認

とりあえずはamazonに確認する。多分、働き方改革という働いちゃ駄目制度によって、企業サービスはダダ下がりなので、その愚策に乗っかってずぼらされるんだろうと、偏見の想いを馳せながらサポートのリンクを探す。一応プライム会員なので、対応は優遇されているんじゃないかと言う期待を込め、amazonサイト最下部のフッターで見つけたお客様サポートをクリック。

すると、やはり今の時代にありがちな「なんでもFAQを見よ、自分で調べやがれ」圧をかけてくる。

  1. 最近の注文かその他の問い合わせかを選択される。今回は請求に関してなので、「その他のお問い合わせ」をクリック。
  2. 更に画面下部にドロップダウンのように「注文内容について」、「アカウント」、「プライム」、「Kindle」等々の表示が追加され、その選択肢の中の「お支払い、請求、ギフトカード」をクリック。
  3. 更に細分化され、この時点で結局はFAQが表示されて終わるんじゃないかという不安と不信感情があふれてくる。本当に最近は、働き方改革かなんか知らんが、企業サービスの質は低下している。そのくせ、副業は可能等の大手企業が現れたり、過労を防ぐための働き方改革なんじゃないのか?他の職場で事が起こっても知らんぷりが出来るからなのか?と思いを巡らせる。
    最近では、労働時間の制限により、安全確認ができなかったり、十分な安全対策や教育が出来なかった原因で大きな事故が発生して人命が失われている。本末転倒とは本当にこの事だと思う。

    閑話休題
  4. その中で、「クレジットカードの利用に関する問題」があるので、クリック。さらに「不明なクレジットカード請求」があるので、クリックすると「不明なクレジットカード請求」が表示される。上段に表示された「取引履歴(クレジットカード請求額)を確認」をクリックするが、それはもう既に見ているページだ。
  1. 最下部の「カスタマーサービスへ連絡」をクリックする。電話をリクエストしても、いつかかってくるのか判らないし、カタコト日本語ではこっちが疲れるので、チャットをチョイスする。
  1. オペレータが対応してくれるのかと思ったが、またもAIチャットボット。いい加減にしてほしい。
  1. 商品のお届けについてのお問い合わせですか?に「いいえ」をクリックすると「アカウントや請求、プライム、またはPrime Try Before You Buyに関する問題」があったのでクリック。
  2. 「支払い、ポイント、ギフトカード、不明請求について」→「不明な請求」をクリックするとサポートに接続してくれるのかとおもったら、また選択肢が出て、再度「取引履歴を確認する」が表示される。
  3. なんなの?と思いつつもその他の選択肢を選べなかったので、「取引履歴を確認する」をクリックすると、「ポン」という音と共に、先ほど見た取引履歴が別ウインドウで表示される。「だから無いっていってるのにさ~」とチャット画面に戻ると、選択項目が変わっていて、「ご請求は見つかりましたか?」の問いに、「はい」、「いいえ」、「その他」の選択項目が表示された。
  4. 「いいえ」をクリックすると、コンタクト可能なオペレータに繋ぎます、と表示され、やっとのこさオペレータとのチャットに漕ぎつけた。

数分待つ場合があるなど予防線を張られたが、数十秒で外国人と思われる名前のオペレータ登場。

これこれこういう事と説明する。通じない点もあったが、何度かやり取りしてやっと目的の不明点を伝える事ができた。恐らくはマニュアル通りで定型文を張り直すようなやり方だとおもわれ・・・。カードの末尾4桁を教え、請求に関して調査してもらう。2分ほど経っただろうか、確かに1円の請求があるが、これはカード確認のオーソリなので請求されません。との事。

・・・

いや、請求されてるのですが?と問いても、「はい、その通りでございます」と、外人にとって微妙なニュアンスの日本語が通じない。

簡潔に「請求されています。どうすればいいか?」と問うと、やっと理解してくれ、その場合は、返金が行われるとの事。

あぁ、それなら納得。

メルカードの場合は、締めで合算せずに個々の請求として処理されるので、オーソリ請求が契約者に直接行ってしまう。勿論オーソリは他のカードで何度も行われている。そして、後で返ってくるが、スマホで実際の支払い処理を強制されると疑問に感じてしまう。

結果、1円オーソリである事が判った。

この1円の請求は、期限切れのカードの代わりにバックアップ支払い方法(設定した記憶なし)に登録されたカードが利用されようとしてオーソリが行われ(所謂「1円オーソリ」)、今回のカードがメルカードの場合、メルカードは1請求、1利用に対して個別に支払いできてしまう為、1円の支払いとして表示されていた。合わせて、「定期おとく便」という自動定期購買なので、買った日付は「定期おとく便」の確認が行われた日付が記録される。結果、自分が購入した覚えがない日が示されるので余計混乱した訳だ。結局、この請求は後日amazonより返金される(筈)ので、相殺されるので問題はない事が判った。やれやれ。

ブログ後記:一寸にも足らない戯言

高額請求は目立つし、クレジットカード会社も目を光らせ、その場合はカード会社から連絡が来たり、自分でも確認する事ができる。しかし、この1円や数百円、数千円を見逃す事を見越した犯罪も少なくない。1円でも何百万でも金は金。絶対に不明なまま見過ごしてはならない。

例えとしては、少し違うかもしれないが、ブロークンウィンドウ理論として、何も管理していない、されていない状況になると犯罪の温床になる事は言うまでも無く、やはり、このインターネット、クラウドの世界でいい加減な管理は絶対にできない事を改めて痛感、認識した。