雨水貯留タンク(200L)を自作してみる(その6、ソーラーシステムの実装)

ソーラーシステムを追加

雨水貯留システムとしては、問題なく稼働しているようなので、ここで電源の供給をソーラーシステムで補おうと行動にでる。

実は、ガレージのライト用として50W+12VAGMバッテリーを構築していて、かれこれ1年近くなんの不具合もなく稼働している。勿論維持費はゼロだ。

当初は何ワットあればバッテリを充電できるのか、消費量等の計算もせず、予算の関係と大きさをみて50Wを購入してみたのだが、消費事態も夜に数回LEDを点灯させるだけなので、いつ見てもバッテリーは100%であり、日中はフロート充電になっていることが殆ど。

今回は消費量はLEDの何倍もあるが、使用頻度事態は低いので、半分の25Wのソーラーパネルと10Aのコントローラセットで安く出ていたので購入してみた。

このセットは、コントローラもそうだが、ケーブルも付属しているので、コストパフォーマンスは高い。コントローラは必要最低限の機能しかついていないが、十分な性能が備わっている。

回路図にはバッテリに接続するケーブルにヒューズを噛ませとあったので、10Aのヒューズを装着する。

ソーラーパネルは45度傾斜が効率がいいのだが、とりあえず上むいときゃいいだろうといういい加減な考えで、とにかくバッテリに早く充電をさせないと心もとないので、超手抜きで固定する。

とりあえず感も甚だしい。

また、暇をみて改善するつもり。風で飛んでいかなければとりあえずはOK。

バッテリにコントローラを接続する。

接続した時点では、コントローラのバッテリ残量を示すランプは1つしかついておらず、バッテリインジゲータも60%程度を示していた。

実際の充電具合

とりあえずどのぐらいで充電ができるのかが分からないが、1週間経ってみてみると、コントローラは4つLEDが点灯しており、インジゲータも100%になっていた。

25Wでもなかなかやるじゃないか。一切家庭電力を使わずに電力を蓄積できる。これぞSDGsと言うものだ。

完成

という事で、雨水散水システムは一応の完成。あとはソーラー固定を何とかしなきゃな。

雨水貯留システムの完成

あ、そうだ。ろ過装置がまだ残ってた。また、後日・・・。

考察

よくよく考えてみると、現代の生活のライフラインは勿論便利だが、戦前より前、ライフラインが整備されていない頃の家庭にあった水瓶だったり、薪での炊飯だったり五右衛門風呂だったり、昔の生活自体がSDGsであって、我々の生活がいかに贅沢で資源を無駄に使っているのかという事がわかった気がする。SDGsというものは、実は人類の生活を石器時代に戻すことなのではないかとも思う。

それにしても、作成当初、ドラム缶を買って自宅に届いたときは、ちょっと後悔したというか、こんなの買ってしまって本当にできるんだろうか、無駄遣いして場所も取って失敗したらどうしようかと悩んだ時もあった。だた、実際作成してみて、色々試行錯誤、悩み苦労して出来た時の嬉しさというものは格別なものがある。そして、地球環境にもお財布にも?優しいこのシステムができた充実感というものは何物にも代えがたいものがある。

苦労して悩んで生み出されたものが本当の成果として、結果として実るもの。最近の尊大不遜な政治家達に言いたい。
金だけでなんでも解決するんじゃねぇ。お前たちは「努力」がすっぽり抜けているんだと。(by 太田 浩一郎)

編集後記:一寸にも足らない戯言

バイク乗りは気づいていると思うが、真夏の灼熱道路でも、ちょっと山間を走行すると寒い位の冷気を感じる。それだけ緑、山は熱を吸収してくれている事がわかる。今の気候変動の原因として炭素ばかりがやり玉に挙がっているが、陸のアスファルトや建物等、地表面から放射された赤外線が多くなっている事も要因の一つではないのかと単純に思う。例えばビルの屋上の緑化や、山を切り開き、道路ばかりを作るのではなく、地下に作るなりなんなり、おぉナルホドと感心出来るやり方は考えれば幾らでもあると思う。この類の疑問を呈すると、やってるよと言う政治家特有のあたかもそれなりの回答が返ってくる。そんなに難しい事じゃない筈なのにやらない。机上の理論ばかりこねくり回して結局原発に結び付けるのではなく、まずやってみろよと。やる事やらないで金ばかり要求してくるから不満が募る。そこには企業間との忖度等が邪魔をしているように思う。「やってるよ」じゃなくて効果が出るまで、疑問が出なくなるまで努力しろよと。疑問が出るうちは何もできてない証拠であり行政の怠慢、言訳でしかない。この努力が出来ているのが北欧であり、だから世界から認められ、目標を達成できている。日本の政治家は金を国外にバラまく事を止め、早く本気出せよと言いたい。