社会人になってから、憧れの大型2輪免許取得に再挑戦(教習10時間目)

2006年6月3日 10時間目

ちょっと汗を掻いた所で、次はシュミレータ。

シュミレータと言えば、忘れもしない免停講習時に受けた四輪シュミレータを思い出す。 オートマとマニュアルが選べて、デカイ画面が目の前にあるので酔いそうになった記憶がある。 で、どんなんでっか?と、教室に入って見て見る。

デカ・・。

三菱製のバイクシュミレータ。

教官によると10年前の代物。1千んん百万もしたらしい。ひょえー。

大した事なさそうなのにね。画面の下両端にはミラーの画像。 画像が表示される前に、その辺りに四角い残像があったのだが、これが画面焼けを起こしていた跡らしい。

隣に操作端末があり、起動画面を見てみると、なるほど10年前なんだなと思わせるブラウン管のディスプレイに黒いDOS画面。MS-DOSではない三菱独自のOSだと思うが、起動画面が表示されている。

PC/AT互換機

しかし「c:\」プロンプトが出ている所を見るとPC/AT互換か。起動には、4,5分掛かっていた。本体からは冷却ファンのけたたましい音が聞こえる。

メータ、ハンドル、でっかめのタンク。当然ながらちゃんとステップにはリアブレーキ、シフトも出来るようになっている。ご丁寧にリアブレーキランプもちゃんと付いてる。 早速またがってみる。まぁ、違和感は無い。

シュミレータスタート

まずはATで走りましょう。 「ギアをニュートラルにし、エンジンを掛けてください」と、女性の声が流れる。 オイルランプが点灯している。スタートボタンを押す。

「ぷぴゅーん」

・・・は?なんですかその音は・・・。

良く聞こえないのでアクセルを煽ってみる。

「ぷぴゅーん、ぷぴゅーん」

笑ってまう。

さすが、1千うん百万円ですね。まぁ、10年前はすごい機能だったんでしょうけど。

まずは練習と言う事で「田」の字コースを走る。真ん中から発進して突き当たりを左折。外周を走行。 直立&ハンドルのみで曲がれます。どんなバイクや・・・。まぁ、バンクだけでも曲がるのかな。でも、アクセル開けても起きないので意味無し。

危険回避訓練

最近の最新型シュミレータは、風は吹くわ車体は勝手に前後左右に動くわですごいらしい。グラフィックも比べ物にならない。

まぁ、このシュミレータの目的は運転技術云々ではなく、危険回避が目的なので極論4輪のシュミレータでもいいのだ。

で、この10年前の古いシュミレータ、一応三菱製なので、その中で走る車も建物も全てミツビシ製らしい。・・・・三菱の考えそうな事だ。やっぱトラックもFUSOなんだろうか。

「ぷぴゅーん」と外周走行。それでは市街地を走行してみましょう。 いきなり大きな交差点で右折をする。トラックが道を譲ってくれている。 お約束。早速出たな。・・・やっぱり影からバイク登場。そして行ったと思ったらもう一台。 免停の時受けた時のと同じかも。なんとか交差点でのイベントは切り抜けた。でも次は見た事が無いシーン。

対向1車線道路。対向車線にタクシー乗降の為停車。自分はちょっとその乗客に気を取られていて前方不注意・・・。その後から中央線を大きく越えてトラックがムリな追い越し。

え?

ハンドル切ってブレーキ掛けるが、事故イベントシーン再現のフラグが立ったのか、ハンドル、ブレーキ効かずそのまま直進してトラックと正面衝突・・・。ちょっと無理矢理なシュチエーションだが、まぁこれが事故なんですな。うーん、私が会った昔の事故を思い出す。

自分も気を付けてないといけないが、相手からのもらい事故ってのは厳しい。道路には危険がいっぱいなのだ。

ま、そういう事故のシーンをこのシュミレータで何回か繰り返して、次は、シュミレータを降りて二人乗りの教則ビデオ。内容は二人乗りすると挙動が乱れますよ。同乗者にもドライバーと同じように運転をサポートしてもらわないとちゃんと走れませんよ。といった感じでした。(・・・このインストラクター、柏さんじゃないの?)了解。でもやっぱ、バイクは一人で乗る物でしょ。これが終わると、もう一度シュミレータ。

再現ビデオ

先ほど私が乗ったコースをVTRのように再現。 これは流石と思ったのは、画面だけでなく、ウインカーやメーター等機器までリプレイ操作される。 ほほーやるな。さすがイッセンマン。自分からの視線だけでなく、相手からの視線も見れて、ははぁ、相手はこう見えてるのか。でも、ここで出て行ったら駄目だよな。と、言うシーンばかりであるが・・・。

最後に急制動をシュミレータでやらされた。どうやら前後ブレーキの割合を見れるらしい。 あー、やめてくれよ。ただでさえこのシュミレータの変なくせが残りそうなのに、急制動がわかんなくなるよ。 変なブレーキの硬さがあるので、どうやれば良いブレーキの割合になるのかまったくわからない。

やってみる。数回繰り返し、前7、後3の割合でブレーキ出来るようになってるらしい。

教官
この感じで急制動すれば良いよ。

ほんまかっ!?絶対違うと思うんですけど。

この後、まだ教習があれば良いけど、この変な感覚が残ったまま1週間を過ごさなければならない。はぁ・・・、変な癖付いてなければ良いんだけど。

で、そんなこんなでシュミレータ教習は終了。ここで再来週の検定について説明を受ける。おーそろそろ終盤だな。 検定料6,300円。はぁ、高いのぉ・・・。

で、検定コースで気になっていた事があるので一つ質問してみた。貰ったコース図には、波状路に行くコースが描いてない。スラロームと一本橋は「交互に」としか掻いてない。どうすりゃいいの?と聞くと。

教官
あ、それ検定コースじゃないからね。

は?違うの?じゃ、何処に書いてんの?

教官
みんな間違えるんだ。コースは当日発表するよ。

じゃ、書くな。

教官
でも、コースは無線で指示するからね。安心するでしょ?

え?そうなん?でも、いきなりコース横から言われたら、逆にパニクらないか?

教官
無線はいらん、と言う人も居るけどね。

うん。おれも要らんような気がする。アッチャ行けコッチャ行けって言われたら、ミスを誘発しないか? これはいっちょ下見が必要かな。

来週、朝に検定を見てこようか・・・。試験場ではコースは2コース程決められていて、朝、どちらのコースか発表があるので覚えていれば済む話だが、これは余計やりにくい。かなり不安になりながら教習所を後にする。

ふう・・。来週で教習は終わりだが、その後、1週間後の検定は不安だ。

平日に繰り上げてもらおうかな・・・。その為には会社休む必要がある。難しい所だ。

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