免停反省中のCB1300のメンテナンス。

えーと・・・

とりあえず、点数が戻るまではちょっと危なくて乗る気になれないので、反省中のこの時間を利用して、気になっていたクラッチの整備をば。恐らく、関係無いとは思いますが、クラッチスプリングが使用限度値を越えていたので、交換してみる。

使用限度値は、自由長で50.9mm

計ってみたら、50mmじゃすと。

んじゃぁ、新品はというと、

51.2mmありました。

うん。やっぱヘタッている事は間違いないが、単にクラッチが重くなるだけで遠いとは関係ない。ついでに、ジャダースプリングとスプリングシートを交換してみた。ジャダースプリングは全く劣化無し。・・・のように見えた。

でもって、クラッチアウタ、センタの段付きを気持ち修正。

それから、クラッチリフタのバリの除去を行った。クラッチを外したアウタとセンタは、見ようによっては芸術的に感じるな・・・。

機能美と言うか、なにか、攻撃的な印象すら覚える。そして、クラッチ板を装着。

クラッチスプリングのボルトは、1.2kgで締めるが、クラッチカバーのボルトの締め付けトルクがマニュアルに載っていない。「しっかりと締め付ける」としか書いてない。なんだその目分量的な指示どうなの?と。結構重要な部分だぜ?いいのか?

まぁ8mmなんで、テキトーに、且つ、「しっかり」締めれば良いのか。ギアボックスの継ぎ目辺りにはパッキンを塗り、ガスケットを挟んで締め付ける。

ま、こんなもんかねぇ・・・。

クラッチのフィーリングは、正直あまり変わらん。実際乗ってみてどうかってとこですね。いやしかし、二輪は部品が外部に露出しているので、4輪と比べると作業が楽だ。

ハンドルバーがえらい事に

アクセルの動きがどうも硬いので、アクセルグリップもO/Hする。

そしたらびっくり。

ハンドルバー右側が錆で侵食され、大きくえぐれていた。丁度、グリップエンドから進入してきた水がハンドルバーの下部に、グリップとバーの間に溜まり、その水分が錆を発生させていたと思われる。これではアクセルも重くなるわいな。ちゅーか、前オーナーの保管方法悪すぎ。雨ざらしか?

で、錆を全て取り去り、シリコングリスで防錆と潤滑を施す。えぐれてはいるが、何とかなりそう。ついでにアクセルワイヤーもCRCを注入。アクセルグリップを再度組上げる。そして、ひねって見ると、なんとまぁスムーズ。

あれ・・・、これってまさかアクセルタイミングがおかしいからクラッチミートのタイミングも違和感があったのか?

うーん。

走ってないから判らないけど、明らかにアクセルグリップの捻り具合とエンジン回転が以前よりリニアになった感じがある。ひねった感じが、「超きもちいいのです。そして、微妙なアクセルワークが可能になった。以前は、クラッチミートに必要な最小回転を出すのが難しかった・・・ような気がする。

ま、ちょっとこれで様子見。

引き続き反省は続けます・・・。

後日談

結局、クラッチの違和感は、エア抜きが出来てかなっただけだった。クラッチはダフル事ができないので、圧送か逆引きで抜かないと綺麗にエアが抜けないんだ。もう、今は車体は無い。後の祭り。

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