WindowsUpdate2004でオフィスが消えた。

Windows10は、以前のように名前が変わってリニューアルしない代わりに、アップルのMACと同じようにアップデートで進化するようになった。

ここまでは良いのだが、アップデートする事で不具合が高い確率で発生する。この現象は、なに昨日今日のWindows10で起こっているわけではなくて、以前Windows Me時代からの悪しき習慣ともいえる現象である。

今回も例外なく発生しており、セキュリティー強化で脆弱性のある通信方法等(SMB1.0やパスワード無し)を無効にしたりするアップデートが行われている反面、「あれ?なくなってる。なんで?」という現象が出ている。

エクセルやOutlookが単体で消えた方はこちら↓

office プログラムをどのように修復しますか?

オフィスが消える

今回の現象は、PCに予めインストールされていたOffice Home & Business 2016で、PIPCという部類に当たる。消えるというよりも、正確にはインストール情報だけが消えているという状態。アイコンも残っているしオフィス自体も使える。でも、アプリとしては登録されていないのだ。今回の20041アップデートでは色々な症状があるが、今回はアプリと機能の中にオフィスが無いという現象。

オフィスが不具合を起こしている場合は、アプリと機能(プログラムの追加と削除)の中にある、オフィスのアイコンから変更→クイック修復やオンライン修復で行うが、そのオフィスアイコン自体が無いのでこれは出来ない。

じゃぁ、マイクロソフトウェブサイトのOfficeアプリケーションを修復するからリセットしてやるのかというとそれはそれで面倒くさい。大体、再インストールやオンライン修復後に必要なプロダクトキーが判らなくなっている場合が多い。

プロダクトキーが手元にある場合は、これから紹介する方法よりオフィスの再インストールの方が無難、且つ確実です。

プレインストール(PIPC)オフィスは、マイクロソフトアカウントが要らない反面、再インストールは苦労する。プロダクトキーに書かれているインストール方法に従ってサイトにアクセスし、さらにまたわざわざアカウントを作成。それからウェブサイトのリンクに従って進めるが、これがどうもどこをクリックしても最初のページに戻るという堂々巡りをしてしまう。

ではどうすればいいのか。

復旧方法

まず、英語版のオフィスをインストールする。これは、今回の状況であればプロダクトキーは必要ない。その後、日本語パックをインストールする事で、日本語版を最初からインストールした事と全く同じ状況に持っていくことが出来る。

ただ、今回はOffice Home & Businessでの成功事例であり、Office Personalの場合は「Could’t Install」という残念なメッセージが表示され、次に進めない状況に陥る事がある。

この場合は、前述の通り、素直に自分のプロダクトキーを使って再インストールする事をお勧めします。

英語版インストーラダウンロード

ダウンロードしたEXE「officedeploymenttool_13530-20376.exe」を実行するとオフィスインストーラの保存先を聞いてくるので、適当なフォルダを選択する。

保存場所は任意の場所で可。

OKをクリックすると、オフィスインストーラが保存される。

そのインストーラを実行すると、オフィス英語版のインストールが始まる。

その際、オフィスはすべて閉じておく必要がある。開いたままだとインストール途中に閉じてくれと言われてしまう。

英語版インストール進行状況

インストールが終了すると、めでたくオフィスはインストールが出来ており、アプリと機能に追加されている状況だが、英語版になっていて、このままでは使えない。

どれでも良いが、オフィスを開き(例えばエクセル)オプションをクリック。

「Languege」の「Install additional display languages from Office.com」リンクをクリックし、

Japaneseを選択する。

もし、これがグレーアウトしている場合は、画面を一つ画面に戻って、下段右にあるのAdd a Languageボタンで試してみる。

Japaneseをクリックすると、マイクロソフトの「64ビット版 Office 用の日本語言語パックをインストールする」ページが表示されるので、ダウンロードをクリックして、インストーラをダウンロード、実行する。

同じように、今度は見慣れた日本語でのインストーラが実行されるので完了するまで待つ。

インストールが完了したら、アプリと機能で表示されているか確認する。

英語版インストール情報が表れてしまう事がある。

日本語版だけ復活していればいいが、インストールした英語版も追加されている場合があるので、その場合は、英語版(en-us)だけアンインストールする。

オフィスの日本語版だけ正常にが登録されている事を確認したら、実際にオフィスを起動して正常動作を確認する。

無事日本語になった。ウィンドウズ上でのオフィスの扱いも通常通りとなり、関連アプリとの連携も問題なく動くようになった。

まったくいつもながら人騒がせなアップデートである。

宜しければ、シェアお願いします。

2件のコメント

アップデートしたら
1 画面真っ黒
2 Office消えてる
状態でした。
ネット検索でこちらに助けていただきました。ありがとうございました。
Facebook上で情報提供させていただきます。

コメントありがとうございます。
Faccbookの件、承知しました。

以前からオフィス関係の不具合は後を絶ちませんね・・・。
先日もオフィスアプリが単体で消える等、困った事象が発生しております。
確かにOS制御というものは複雑で維持するのは大変なのだろうという事は想像できますが、もう少し頑張って頂いて、安定した状態にしてほしいものですね。

拙いサイトですが、また、何かお役に立てれば幸いです。

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