VBAマクロ セキュリティーに影響を及ぼす可能性のある問題点が検出されました。(Word)

セキュリティーに影響を及ぼす可能性のある問題点が検出されました。

他人が作成したワードファイルを開こうとすると、「Microsoft Word のセキュリティーに関する通知」ウィンドウが開く。

なんじゃいこりゃ。

普通考えると、ウイルスに侵されたワードファイルなのかと思うのだが、ファイルをアンチウイルスで検閲しても何も引っかからず、また、ファイル作成の経緯も聞いても不可解な事は無く、マルウエアに感染している可能性は低いようだ。

また、開いても安全なPCで開いてみるが、何も起こらない。

マクロを開くと、ShowPageSetupと言うマクロが登録されていた

そのマクロをVBAで表示させてみると

参照設定で、そのNEWDOC.DOTを参照しているようだった。

内容としても

Sub ShowPageSetup()
ActiveDocument.PageSetup.CharsLine = ActiveDocument.PageSetup.CharsLine
Word.Dialogs.Item(wdDialogFilePageSetup).Show
End Sub

となっており、テンプレートが反映されているような感じ。内容としても問題ないのだが、何をしようとしているのかは分からない。恐らくはマクロ自動記録を意図せず行ってしまったのではないかと思う。

よくわからないから、とりあえずモジュールを削除しようとするが、削除すらできない。解放できる標準モジュールもあたので、開放してみるが、そのファイル自体を閉じようとすると、参照されているNEWDOC.DOTに保存できないと怒られてしまう。

ググってみると、「Word を終了するたびに normal.dot テンプレートまたは Normal.dotm または Normal.dotm テンプレートに変更を保存するメッセージが表示されたら、」という、英語直訳の日本ユーザを馬鹿にした記事タイトルがあったので見てみるが、タイトル同様、何か日本語で書かれているように見えるが、意味が理解できない内容・・・。

まぁいい。

その他、Word 2007 または Word 2010 を終了する度に、グローバル テンプレートへの変更を保存するように求めるメッセージが表示されます。のトピックが有ったが、少し論点が違う。

解決方法①(警告を出さないでマクロを無視する

メニューの「ファイル」→「オプション」→「トラストセンター」(旧セキュリティーセンター)→「トラストセンターの設定(T)」をクリック

開いたら、「マクロの設定」→「警告を表示せずすべてのマクロを無効にする(L)」にチェックを行い、「OK」をクリックする。

これ以降は、マクロが全て無効となり全て無視されるが、そもそもの原因が取り除けておらず、本当に必要なマクロが有る場合も全て使えなくなる。

解決方法②(そもそもの原因をファイルから取り除き、警告を出さないようにする

メニューの「ファイル」→「オプション」→「アドイン」をクリック

開いたら、下部「管理」ドロップダウンを開き、「Word アドイン」選択し「設定」をクリックする。するとテンプレートとアドインウィンドウが表示される。

赤枠の「文書の作成に使用すテンプレート(T)」に記入されている文言を全て削除する。

「OK」をクリックする。

当ドキュメントを閉じると、保存を求められるのでそのまま保存して終了する。

これでアドインが削除された状態で保存が出来た。

もう一度開いてみると、今までエラーで表示されていた「Microsoft Word のセキュリティーに関する通知」ウィンドウは開かなくなった。

マクロをひらいてみても、

何もなくなった。

これですっきり!

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4件のコメント

コメントありがとうございます。

お役に立てたようで幸いです。
拙いサイトですが、また見て頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。

コメントありがとうございます。
解決したようで良かったです。
拙いサイトですが、また見て頂ければ嬉しいです。

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