TVでは道化師ばかりだったが、久しぶりにパンチのあるバンドに遭遇。

RADWIMPS

最近、骨のあるバンドって日本では少ないなぁ。もっとパンチのあるバンドって出てこないもんかねと、嘆いていたら居ましたね。あるサイトの情報から検索してみたら、こんなバンドが。

ガツンとは来ないけど、ジャブ連打食らう感覚はある。まぁ、そんななよなよしてる所が、まだ抵抗があるんだが。

曲もいいけど歌詞もいいね。
ある人はこういうのを「中二病」と鼻であしらうんだろうけど、どうでもいいや。
ほかの曲で、愛だの恋だのって曲もあるけど、それもどうでもいいや。

日本のバンドで関心させられたのはDove以来かなあ。
ラップ、ヒップホップ系は日本人がやると、ブラザーの猿真似なので共感できなかった。

でも、こいつらはちゃんとしてる。ボーカルが帰国子女なんか知らんが、英語がちゃんとした発音で聞いてて気持ちがいい。歌唱力も他パートも、秀でてテクがすごいとかではなく、基本を抑えていて突っ込み所がないというか、ニルバーナ的でテク云々ではない魂の叫び、というと大げさだが良いものを持ってると思う。ミュージックステーションとかに出ている道化師どもとは一線を画している。

・・・なんやかんや言って、YAMAHAは良い音出すんだなぁなんて思ってしまった。

曲もいいけど、歌詞が風刺(すでにオヤジ言語か)が効いててユニコーンっぽくていいし、伏字や「ピー」が入るものは日本じゃ珍しいんじゃないかな?大体は、こういう歌詞はレコード会社に圧力をかけられるのだが、媚びない(歌詞の中にも表現している)所が良い。媚びなくても会社はこのバンドに食らいつく。それだけ魅力があるんだと思う。

Doveもなんで消えたのかわからんが、惜しいバンドだった。多分会社と言う組織にうんざりしたんだろうと思う。(って、なんて偉そうな)

その他、「なんちって」、「へっくしゅん」、「ます。」が良いねぇ。結構前からあるバンドらしいけど、メディアに縁が薄い理由は非常に判る。聴いてて次世代と言うか、世代交代という文字が浮かび上がった。

とまぁ、興奮してべた褒めしてるけど、バンドでコピーをやろうって気にまではならない。
ちゅーか。何でこんな歌詞を正確に早く歌えるのか。こういうのをジニアスっていうんだな。まぁ、自分がカラオケで歌おうとしても、絶対無理だなと思う一種のコンプレックスかもしれん。

頭の固い頑固な年寄が群雄割拠している国会も一掃して、こういう有望な人材を起用すべきだと思うがね。なんちって・・・。

昨日知ったバンドなので深くは語れないし、まだ何も知らないけど、長く続けて欲しいバンドだと思う。