さっきまで送信できていたOutlook.jpへのメールがスパムブロックされるようになった。

Outlook.jpアドレスにメールに送信すると、送信不能メールが届くようになった。

ついさっきまで送信出来ていたのだが、Spamhausにブロックされたという内容のメールが返ってくるようになった。

Hi. This is the qmail-send program at xxx.xxxxxx.ne.jp.
I’m afraid I wasn’t able to deliver your message to the following addresses.
This is a permanent error; I’ve given up. Sorry it didn’t work out.

xxxxxxx@outlook.jp:
Connected to ***.***.***.*** but sender was rejected.
Remote host said: 550 5.7.1 Service unavailable, Client host [***.***.***.***] blocked using Spamhaus.
To request removal from this list see https://www.spamhaus.org/query/ip/***.***.***.***

以下略

調べてみると、Spamhausは所謂ブラックリストを管理している機関らしく、今回の場合は、送信サーバアドレスがそのブラックリストに載ってしまったようだった。原因は不明。

メッセージにある”https://www.spamhaus.org/query/ip/***.***.***.***“にアクセスしてみると、やはりアドレスがブロックされていると表示された。

これには続きがあるのだが、要約すると、

・ブラックリストに載っているが解除する事はできる。しかし、プロバイダ機関でないと駄目だ。もし、解除したい場合は、そのプロバイダ等に相談してくれ。

・登録された原因は、メールの設定ミスやアドレスから不正な事をしていた場合に起こる。まず、設定ミスをチェック、修正する。

・問題ない場合は、helocheck@abuseat.orgに空メールを送り、返信された内容のHELOの後ろに記載されているドメイン等を確認し、間違っていないかを確認する。間違っていない場合は、ウイルス等が添付されていないかを確認する。

・全て問題ない場合は、次のステップから削除申請が可能。

という事だった。

最初はoutlook.jpドメインがブラックリストに載ったのか?と思ったが、さすがにそうなると日本はもとより世界中が悲鳴を上げる筈なのでそれはあり得ない。調べるとoutlook自体がSpamhausを使って送られてくるメールを制限している事が分かった。そして、ブロックされているアドレスを紐解くと自分が使っているレンタルサーバの送信メールサーバだった事も分かった。

じゃぁどうすればいいのか。

通常なら、そのレンタルサーバにこの悲痛な叫びに似た状況を泣訴する所だが、色々現象をカット&トライして絞り込んでいるうちに、先ほど見たSpamhausのサイトの表示が変わっている事に気が付いた。

そのIPアドレスは存在しないと言っている。

お?これはもしや削除されたのではと、試しにこの画面のSearch部分にそのアドレスを入力してLookupボタンをクリックしてみると、”1回登録されたが削除された”と表示が出た。

おっとこれは朗報。恐らくは何かの勇み足だったのか間違いに気が付いたのか登録が削除されていた。ではと、メールを再送してみたのだがやはり駄目。だが、ドメイン同様、この情報がネットに行き渡るまで暫く時間が掛かるのだろうと1時間程待ってみたら、正常に送信できるようになった。

追記:2023年1月25日 翌日再発

再発した。今度は、ダメ元で削除申請とレンタルサーバにこの惨劇を報告、是正依頼をした。

まずは、レンタルサーバから連絡があった。

レンタルサーバサポート

お問い合わせいただいた件について調査したところ、ご連絡いただいた直近においては特に同じメールサーバーをご利用中の他ドメインのお客様によるSPAMメールの踏み台被害やメール大量配信の挙動等はございませんでしたが、ブロックリストの登録に該当しておりました。

ブロックリスト登録により、メール送信先のサーバー側にてご利用中サーバーからのメール受信を制限された可能性が推察されます。ご不便をおかけし、大変申し訳ございません。

ブロックリストにつきましては、同じ共用サーバーをご利用中の他ドメインのお客様からも同様のご相談を受けており、既に解除申請を実施しましたので、お手数をおかけいたしますが、しばらくの間は様子を見ていただき、メールの送信をお試しくださいますようお願いいたします。

以下略・・・

ふむ。待つしかないか。一応その後確認してみたが、まだ登録されたままとなっていた。

約5時間後、直接申請したメールアドレスに、返事が来た。

やはり、

spamhaus

プロバイダからの連絡じゃないと駄目よ。理解してくれてありがとう。よろしく。

のんきだな。理解なんてしてねぇし。こっちゃ必死なのにかなわん。

という事で、やはり個人レベルでの申請は却下された。もう、レンタルサーバの申請にかけるしかない。

現在、削除待ちの状態デス。

追記:2023年1月26日 マイクロソフトの障害か?

マイクロソフト自体に障害が発生している。これが原因なのか?

5時間後:一応解消

暫くして確認すると、ブラックリストから削除されている事が確認できた。

4回リストされて3回削除されたとある。1回足りないぢゃないか。

一応と書いたのは、再びリスティングされる可能性があるからだ。レンタルサーバは再掲載阻止申請はしてくれたのだろうか。

考察

結局、原因はなんだったのかは判らないが、タイミングからみてマイクロソフトの自らの不具合が関与しているのではないかと思わざるを得ない。となると、自虐的サイバーテロの被害者となる訳だ。

だが、このような自虐的サイバーテロ以外、滅多な事ではこのブラックリストには載らない筈。特に大手企業アドレスでは猶更。なので、もし、この現象が出た場合は、少し時間をおいてみると通常通り送信できるようになるのではないかと思われる。

また、outlook.jp等の表面的なメールならわかりやすいが、マイクロソフトのexchangeサーバへドメインを統合している場合、企業ドメインでもoutlookサーバでの受信となるため、同じくspamhausの検問に引っ掛かる事になる。メールアドレスだけでの判断は難しい。

スパム不正利用は送られた方も利用された側も困るからほんと止めてほしい。

このような対応を企業に要求する場合、やはり企業の名前が価値を生む事になる。生命保険、自動車保険でも、いくら満足度が高くとも、ダイレクト型契約を売りにしている商品、業者であれば、いざ、自分が惨事に出会った時にその企業のネームバリュー、商品の価値がその満足度の不満を感じる数パーセントの否定的意見として表れる。勿論、平穏無事であれば何も感じる事はない。そして、なにも中小企業が駄目だという事ではない。人と人との関わり合いが必要な場合は、それ相応の企業価値と言うものを痛感する事になるのだ。お金を掛ける必要のある所にお金を惜しんではいけない。これは私が今回の事象を含め、身をもって感じた事だ。

編集後記:一寸にも足らない戯言

結局、2020東京五輪は、平和の祭典と言う建前の元、ある一握りの輩達が汚い金を得る為に、しぶしぶ1年延期したがコロナ禍という非常事態に陥った不安に満ちた国民の民意を悉く無視し、日々ストイックな生活を行ってきた人間だけに与えられる鍛え上げられた肉体を極限まで酷使するアスリート達、そして、その繰り広げる素晴らしいパフォーマンスに熱狂し、応援する観客を、非常にも”利用する”という、極悪非道と言う言葉が軽く思える位、”えげつない”人間の破廉恥な行為が明るみに出た。これらの行為は今に始まったことではなく、繰り返されてきた事だ。それは国民の大半は予見していた筈。やっぱりなと。「かならず五輪を開催した事は評価される」と豪語していた首相含む政治家達は、この有様をみてどう弁解し、その時、なぜその言葉が言えたのか、国民全員が納得するまで説明してもらいたい。

時同じくして、東電原発事故の裁判も無罪放免が濃厚となる中、そのツケ(電気料金値上等)は何故かきっちり国民に回ってきている。政治は政治家が責任を取る事を大前提とし、その上で、国民からかっぱいだ血税を使い政治を進めてもらいたい。多めにカウントされているあの支持率を見ても、国民は”ほぼ全員”頭にきてるという事は明白なのである。

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