2006年5月28日 曇りのち雨
今週の教習は、次の危険回避講習の時間と教官のスケジュールが合わず、1時間のみとなってしまった。 1週間待って1時間だけとは、ちょっと物足らない。でも仕方がない。 今日の天気は曇り。今にも泣き出しそうな勢い。このまま持ってくれよーと思いつつ乗車。 いつものスラローム、一本橋、波状路を回りだすと、ヘルメットシールドに雨が、「ポツポツ」と付き出した。うう・・・。
前回の乗り始めのフラツキ加減よりも、今回は幾分マシになっている気がする。 苦手のスラロームは色々どうすれば良いか考えてきたので実践するが、すべて玉砕。そんなに上手くは行かない。
どーすりゃいいんだ。・・・困った時は基本を見直す。姿勢を正して、腰を前加減で試してみる。 あんまし変わらん。でも、更に前のり加減にすると、ちょっとバイクの挙動が変わった。
お? でも、解決には至らず。なんなんだぁー(++ と、試行錯誤をするが余計酷くなったり。 そうしているうちに教官、中型に乗って私の前に登場。
あい。
カッパ
教官の後ろについて行く。直線が結構遅い。あれ、こんなんだっけ?と思いつつ付いて行く。 1週すると、雨がどんどん強くなって来た。
あいあい。
しかし、「雨、1時間ぐらいなら持つだろ・・」なんて甘く考えてたので、雨合羽は車の中に置いてきたのだ。 「取ってきます」と言ったら、「あ、じゃぁこれ着てください」と、教習所のカッパを渡された。
うーん。強力にダサいですね・・。ま、そんな事言ってる場合ではない。着替えると、今度は一人でコースをまわらされる。 やっぱ一人で走ると気持ち良いなぁ。
四輪普通免許を取った時も、無線車教習で初めて一人で乗った時は横に乗せてる教官を気にしなくて良いのでとても爽快だった。
ヘロヘロ
クランクでいつものように少しふかしつつハンクラで進入すると、アクセルワイヤーが張ってない感覚。グリップだけ「すかすか」と回ってエンジン反応無し。 お、おいおい・・・。 そんなに焦ってないつもりだが、 「あ、ここでウインカー変えなきゃ」と2つ動作を頭で考えたら、その迷いがマシンの挙動に出る。
ヘロッ
思わず足を付いてしまった。 おう。そうこうしているうちにクランクを抜けてS字に差し掛かるので、またウインカーを変えなきゃと考えると既に挙動が乱れているので更にヘロヘロになる。
平常心平常心・・・。
心に言い聞かせて次の急制動を行うが、やっぱり動揺しているのかブレーキング時にクラッチを握って変速しようとしまう。一度失敗するとやはり後に響く。これが検定で起こったら怖い・・・って気にすると余計失敗するんだろうなぁ。練習もそうだが、平常心を保つ事も考えなきゃな。・・・ちょっとオオゲサかな。
暫く走っていると、ウインカーと幅寄せタイミングの指摘を受けた。
要はメリハリ
うんうん。なるほど。 更に直線は「ビューっと加速して良い。メリハリをつけて」とのアドバイスを受けた。なんだ。やっぱり飛ばしていいのか。
門真試験場で小型を一発試験を受けた時も、コース終点まで帰ってこれたのに加速不良で落ちた時がある。試験官から「速度出して良い所はちゃんとスピード出すように」と言われた。むかついたので、その次は前の人を追い抜かす勢いで走ったら受かった経緯がある。なるほど。メリハリが大事なんだなとその時初めて理解する。中型一発もその教訓を生かして受けてた。 メリハリを付けてとばす所は飛ばす。止まる所はきっちり止まる。ゆっくり曲がる所はバンクさせずに本当にゆっくり曲がる。これが基本ですね。(既に大型を持たれている方にとっては今更何言ってんだと思うでしょうが・・・(^^;)
んじゃ、メリハリつけて遠慮なく飛ばしますよ。 ビューン、キュ!ビューン! うんうん。やっぱ雨でも飛ばすと気持ち良いねぇ(^^
何週かすると教官がコース周回は終わりの合図。 なんだ終わりか。またスラローム、一本橋を繰り返す。一本橋はゆっくり過ぎてたまに落ちてしまう。あまり遅くし過ぎないようにしよう。
スラロームのコツがつかめない
波状路は、なんとなくコツがつかめてきた。問題はやっぱりスラロームか。苦労している点は、2速でアクセルオフ、オン時のダンツキ?でマシンが暴れる。アクセルオンで、「ドカッ」っと前に出てしまう。で、アンダーになってコーナリングポイントをずらしてしまってその後ヘロヘロになる。 ゆっくりアクセルを開けてるつもりだがまだ早いのだろうか。
そうこうしているうちに、教習時間は終了。
あいあい・・・。そこで苦労してるんですよ。
一本橋と波状路の走行タイムは聞いていたが、スラロームは聞いてなかったので確認してみると、
じゃ、ちょっと速く行こうとし過ぎてたのカナ・・・。
はいよ。
次からは少しゆっくり目で行ってみよう。次回は12時から危険回避の講習。その後スケジュールが合えばもう2時間受けられる。また来週が待ち遠しい。毎週通うと「教習」と言うより「習い事」のように思える。小学校の「習字、そろばん」以来習い事はしてないので、なんか懐かしい感覚だ。
教官、雨の中今日もありがとう。来週もヨロシクね。
カッパを脱いでいる時に目に入った教習原簿を見てみると、ちゃんと、1段階みきわめ欄に「良」にハンコが突いてあった。 なんだ、ちゃんと「みきわめ」あるんじゃん。言ってくれよな教官。結構めんどくさがりなのか・・・。 ま、いいや。
そして車で帰りだすとさっきまで降っていた雨は上がるのである。なんなんだ。