アプリケーション「Adobe PhotoshopCC」がクラッシュしました。

アプリケーション「Adobe PhotoshopCC」がクラッシュしました。

いつものようにPhotoshopで画像編集してると、

クラッシュレポート

プリケーション「Adobe PhotoshopCC」がクラッシュしました。

と、編集していた画像が消えた。

まぁ、ウィンドウズならよくある話なので、こまめにセーブしていない私が悪かったんだと諦め、もう一度編集して保存しようとすると、今度は、

コマンド別名で保存を完了できません。メモリ(RAM)が足りません。

Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803、ビルド17134.1)

・・・思い返せば、連休前日の夜、Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803、ビルド17134.1)を適用していた。Homeエディションはアップデート延期が出来ないから、どうなるかという事で人柱となって行ったのだが、やはりというか色々おかしくなっている。1803バージョンになるとメモリ4Gでは足らなくなるのいう事か?じゃぁ、増設するか・・・。でも、俺のメモリPC3-10600は何故か高い。どうするか。でも、メモリでない可能性は高い。

この現象でググってみる。数年前から保存が出来ない症状自体はあるが、環境設定で使用メモリを調整すると直るという事だった。しかし、実際はその画面まで到達できない。

96 から 8 の整数を入力して下さい。最も近い値を挿入します。
96から8の整数・・・って、日本語になってない。この文言は修正しないのかadobe。

このキーワードにヒットする記事はあるものの、解決に至っていない。その他、メモリ容量に関する作業をすると色々なエラーが出てくる。

クリップボード上のデータを読み込めません。予期せずファイルの末尾に達しました。

Windows10Pro以上なら、半期チャネル設定でアップデートを4か月遅らせる事が出来るが、Homeエディションはこれがないので問答無用で適用されてしまう。そうなると、ユーザから文句がこっちに来る。アップデートの方針変えないならHomeエディションでも延期できるようにしてくれと進言したい。追い打ちをかけるようにマンスリーアップデートが5月8日頃に適用され、ユーザからはRDSが繋がらないとか、共有ドライブに接続できなくなったとかトラブルが続発。確かにセキュリティーとしてSMB2.0を推奨するのはわかるんだが、強制はやはり困る。

解決策のセオリーとしてaprilアップデート1803を1709に戻せば良いのだが、自分のPCディスク容量が逼迫していたので、正常起動を確認してから直ぐに前バージョンファイルは削除してしまっていた。

そのadobeのクラッシュレポートを何回か送ってみるが、そんなの電話がかかってくる訳ではないし、またすぐに修正される訳じゃなし。返事が来たとしても恐らくは「自分の環境が壊れているから再インストールせよ」的な対応になるだろう。

対策として、Photoshopを再インストールしたり、ファイルを削除してクリーンインストールをしてみたりするが、現象変わらず。1709に戻す以外どうにもならないのかと思いつつ、ネットで情報を探索していると、解決策を見つけた。

Invalid Numeric Entry – An integer between 96 and 8 is required

https://helpx.adobe.com/photoshop/kb/invalid-numeric-entry-integer-96-8-required-photoshop.html

解決策:

レジストリエディタにて

コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Adobe\Photoshop\120.0

内に新規DWORD(32ビット)値(D)を「OverridePhysicalMemoryMB」として作成。

10進数(H)で自分のPCの物理メモリを超えない数値(4ギガなら4096等)を適当に入力して保存する。

これで正常に戻った。

対策する前はPhotoshopの起動自体も遅かったのが、これも通常通りに戻り、環境設定のパフォーマンスも正常に表示され、保存も編集もクラッシュせずに動作するようになった。という事は、メモリが足らない事が原因ではなかった事になる。

ちなみに、この数値を変えても追加したレジストリの値は変わらなかった。どう関係しているのか。恐らくはAdobeさん側でも対応はしてくるだろう。兎に角、OS再インストールしなくてよかった・・・。心底そう思う。

レジストリはOS動作の根幹となる為、修正に失敗するとOS障害、最悪は起動できなくなる場合があります。編集する場合は、OS、レジストリのバックアップ等を取ってからご自分の責任にて作業をお願いします。当サイトではこの作業による損害は、間接的な損害も含め一切関知できません。